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RUDY PROJECT

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RUDY PROJECTのはじまり

仕事に情熱を燃やし、遊びにそれ以上の情熱を燃やす

ルディの喜び

マルゾッキというイタリア製オートバイ用サスペンションのエージェントとして世界を飛び回っていたルディ・バルバッツァは、ビジネスマンであると同時にイタリアの各種スポーツ界で活躍を夢見る外国若手アスリートたちを個人的に支援することに喜びを感じていた。イタリアで自転車選手になりたい、というブラジルの若者がいれば、チームを紹介してやり、その後、その選手が大成した例がある。自転車に限らず、オートバイレース、スキー・クロスカントリー、ドライバーなどルディが世話をした例は枚挙にいとまがない。

最初は冗談だった

そんな彼が、冗談からスポーツ用サングラスを作った。1985年のことである。ほんの遊び心だった。それまではスポーツ専用サングラスというコンセプトは定着していなかった。自転車のロードレースでは、泥道のコースではゴーグルを使うことがあった。しかし、風や紫外線からサングラスを使って目を守る、という発想はなかった。
遊び心で開発したスポーツ用サングラスを自転車ロード選手たちに配った。選手たちは大いに気に入り、瞬く間に必需品となった。紫外線から目を守ることの重要性、レンズカラーによりコントラストが増すような効果があること、偏光レンズの効果でギラツキが消え、肉眼で見えなかったモノが見えるようになること、ライフル弾にも耐えるレンズ素材が生まれたこと、その他多くの効能を列記することができるが、ルディにとってそれらはすべて後付けの理屈である。彼が最初にやろうとしたのは、アスリートの役に立つこと。すこしでも彼らのパフォーマンスを向上させる役に立ちたい、という気持ちから生まれた行動だった。

変わらぬ情熱

過去30年近く、サングラスの機能は格段に進化した。多くのスポーツサングラスブランドが生まれ、多くのスポーツブランドがサングラスに参入した。資金力、マーケティング力で大ブランドになったメーカーも多い。技術的には追われる立場になったルディ・プロジェクトであるが、独立したメーカーとしていまだに彼らを突き動かしているのは、当初の気持ち、アスリートたちの役に立ちたい、という情熱と衰えない遊び心である。

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